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カロッツェリア GM-D1400を取り外した理由 〜あくまで“僕の場合”〜

かつてトヨタ86で愛用していたカロッツェリアの小型アンプ(GM-D1400)

パイオニア パワーアンプ GM-D1400-2 100W×4 ブリッジャブルパワーアンプ カロッツェリア

そのサイズ感と設置の柔軟性、そして“音に厚みを加える”力は確かに印象的でした。再生音がより力強く、楽しく感じられる場面も多く、僕も気に入って使っていました。

しかし、どうしても拭いきれなかったのが“ノイズ”の問題です。具体的には、アクセルを踏んだ瞬間にツイーターから「ジー…」というノイズが発生したり、しなかったり。常に鳴るわけではないのがまた厄介で、気にならない時は気にならない、でも一度気にし出すと、どんどん意識がそちらに向いてしまいました。
もちろん原因は一つとは限らず、配線の取り回しやアースポイント、車両側のノイズ要因など、さまざま考えられます。実際、あれこれ試してみたものの、最終的には“自分の使用環境では安定してノイズレスな状態にできなかった”という結論に至り、泣く泣く取り外すことに。
ただし、これはあくまで「僕の環境・条件下」での話であり、GM-D1400自体に問題があったわけではありません。実際、このアンプを気持ちよく使っている方もたくさんいらっしゃると思います。むしろそのサイズと性能を考えれば、コストパフォーマンスは高いといえます。
音のチューニングに正解はないからこそ、自分の環境に合った機材選びが大切だと、改めて実感した出来事でした。